薬の処方箋の有効期限
私たちが病院を受診したら、医師は必要に応じてお薬の処方箋を発行してくれます。
その処方箋には有効期限があり、原則として発行日を含めて4日間と決められています。この4日間には土日や祝日も含まれます。有効期限を過ぎた処方箋は無効となり、薬局で調剤を受けることができません。この有効期限は保険医療機関及び保険医療養担当規則によって定められています。

コンタクトレンズの処方箋
コラム記事「処方箋のこと」でも記載していますが、法的(薬機法上)にはコンタクトレンズを購入する際に処方箋の提示は義務付けられてはいません。
またコンタクトレンズの処方箋自体は本来、存在はしておらず、あるのはコンタクトレンズのデータなどが記載されている「メモ書き」いわゆる「指示書」です。その「指示書」のことを多くの人に馴染みのある「処方箋」と言う言葉で代弁しているわけです。
コンタクトレンズ処方箋の有効期限
コンタクトレンズは高度管理医療機器に分類されており、処方箋の有効期限は医療機関が設定できるようになっています。そのため各眼科によって有効期限はまちまちです。中には有効期限が1週間や2週間と言う短期間の眼科もありますし、3ヶ月や6ヶ月、中には1年、2年と言う眼科もあります。

処方箋の提示が必要なコンタクトレンズ
コンタクトレンズ通販でも本来は処方箋のご提示は不要ですが、メーカの自主基準で処方箋の提示を求めているコンタクトがありますのでご紹介しておきます。
●全商品
●デイリーズトータルワン(30枚入/90枚入)
●デイリーズトータルワン乱視用
●デイリーズトータルワンマルチフォーカル
●プレシジョンワン(30枚入/90枚入)
●プレシジョンワン乱視用
●トータル14
●トータル14乱視用
●ワンデーアキュビューオアシスMAX
●ワンデーアキュビューオアシスMAXマルチフォーカル
●エアグレードワンデーUVダブルモイスチャー
●ワンデーピュアビューサポート
●アイコフレワンデービューサポート
これらのレンズを購入する際には、有効期限内の処方箋の提示が求められます。
例えば1週間の有効期限の処方箋であれば、次回購入する際には再度眼科で新しい処方箋を発行してもらわないと上記のレンズは購入ができません。しかし例えばこれが6ヶ月の有効期限の処方箋であったとしたら、半年先までは同一の処方箋が利用できるようになります。
眼の安全と健康の為に検査の受診は必要ですが、多忙な現代人にとって受診する時間を捻出するのも大変なことだと思います。

必要に応じて受診眼科に処方箋の有効期限などを事前に確認するのもこれからは必要なことかもしれません。